2017年12月より開始!中小企業診断士になるためのブログ

一次試験二回突破したので。二次試験事例1から3でオールAで突破を目指します。

中小企業診断士 二次試験 事例四

今日は営業キャッシュフロー【以下CF】について記載しますね。これを取ればD評価を回避出来ます。

【結論、落とし穴】

結論から話すと、落とし穴は以下のみ

1、減価償却費はP/Lからひっぱる。もしくは、B/Sから本年から前年を引く。
2、貸倒引当金の増加額およびその他流動資産、その他固定負債、その他流動負債は小計の前で計算する。貸倒引当金は+マイナス逆転しない。しかし、その他の3つは+マイナスが逆転する。
3、法人税の支払額は小計後。法人税未払いは、B/Sの当期➖前期+P/Lの今期で計算する。

【全体像】
以下のとおりだが、貸倒引当金まではP/Lから引っ張る。それ以降はB/Sの当期➖前期

税引前当期純利益
減価償却費+
営業外費用+
営業外収益
特別損失+
特別利益➖
貸倒引当金
売上債権➖
棚卸資産
仕入債務+
その他流動資産
その他流動負債+
その他固定負債
.......................,..,,..........
小計
利息の支払額➖
利息の受取額+
法人税の支払額+
......................................
営業CF

以上で営業CFが計算可能です。

【豆知識】
投資活動のキャッシュフローは以下のとおりです。減価償却費のB/Sの当期➖前期くらいしかでないです。

有価証券の購入➖
土地の購入➖
減価償却費の増加➖
投資有価証券の増加➖
その他の固定資産の増加➖
.......,.................................
投資CF

営業CFと投資CFを足したら、FCFです。

【豆知識2】
営業CF+投資CF+財務CF=現金預金
なので、逆算して確認出来ます。

【理由記載といわれたら】
迷いなくこれを記載してください。ほぼあってます。なぜなら、これで無いと問題にならないから。

商品の増加で営業活動CFが負、機械の売却で投資活動CFが正、FCFは負となった。短期借入金の増加でネットCFは正となった。

【感想】
最後に、私は事例四はBまでしか狙いません。理由は計算ミスが多いので、めっちゃ問題を解かずに捨てます。その時間を確認に当てます。

それぐらい頭がフラフラの状態で事例四に向かっていることを知って、学んで、また失敗してます

中小企業診断士 二次 事例1 令和元年

令和元年の最も点数のとれた組織構造について記載しますね。

 

機能別組織のメリデメは以下のとおり。

メリットは、組織的対応がとれること、トップの集権的な行動がとれること。

デメリットは、迅速な意思決定がない、トップの負担が重い、後継者育成ができない、組織的なセクショナリズムがある。

対応方法は、チームの導入、権限委譲で組織的な柔軟性を確保する。

 

製品別もしくは事業部のメリデメは。

メリットは不採算部門はリストラできる、経営資源の再配分が可能。

デメリットは経営資源の分散。

対応方法はチーム制や権限委譲で組織的な柔軟性を確保する。

 

以上より、以下の問題を解くと。

第 5 問(配点 20 点)
A 社長は、今回、組織再編を経営コンサルタントの助言を熟考した上で見送るこ
ととした。その最大の理由として、どのようなことが考えられるか。100 字以内で答えよ。

 

最大の理由は、組織能力の低下を危惧したから。機能別組織は迅速な意思決定が出来ず、組織的なセクショナリズムを生むが、A社の組織一丸となって取り組む組織的な対応や組織能力の強みを育成と強化に重きを置いた。

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中小企業診断士 二次試験 考え方

今日は回答内容ではなく、80分をどう使うこと、つまり対応方法について記載します。

 

本文と設問「問題のこと」の2つあります。どっちを先に見るか?

 

ここは設問「問題」から見ます。

 

なぜなら、ここの趣旨に答えることでD判定はなくなるからです。経験則ですが。。

 

記載できないと意味がないので、設定時間は、設問25分、概要5分、要件25分、記載25分で決めています。

つまり、設問に25分、本文に30分、記載に25分使います。

 

特に!

設問は恐らくばっとみるなら、1分で見れますが、実はすげー作り込まれてます。

トク人のことを考えて、回答がずれないよーに導いています。

それがめっちゃズレることがあって、その問題が難問となっています。

が、そこは解けなくても差がないので、問題ないですね。

 

令和元年の出題趣旨は以下のとおり。

第1問(配点20点)

事業再建のための新規事業開発において、経営者が考えるべき戦略的課題に関する分析力を問う問題である。

第2問(配点20点)

企業体質および企業風土の形成要因とその関係について、理解力を問う問題である。
第3問(配点20点)

市場動向とホームページなどを活用した情報戦略の関連性について、理解力を問う問題である。
第4問(配点20点)

新規事業の営業力強化にとって必要な意識改革を実践する経営施策について、理解力・分析力を問う問題である。
第5問(配点20点)

組織再編を実施する際の条件に関する分析力を問う問題である

 

問題は以下のとおり。

第 1 問(配点 20 点)
A 社長がトップに就任する以前の A 社は、苦境を打破するために、自社製品のメンテナンスの事業化に取り組んできた。それが結果的にビジネスとして成功しなかっ た最大の理由は何か。100 字以内で答えよ。
第 2 問(配点 20 点)
A 社長を中心とした新経営陣が改革に取り組むことになった高コスト体質の要因
は、古い営業体質にあった。その背景にある A 社の企業風土とは、どのようなものであるか。100 字以内で答えよ。
第 3 問(配点 20 点)
A 社は、新規事業のアイデアを収集する目的で HP を立ち上げ、試験乾燥を展開することによって市場開拓に成功した。自社製品やサービスの宣伝効果など HP に期待する目的と機能とは異なる点に焦点を当てたと考えられる。その成功の背 景にどのような要因があったか。100 字以内で答えよ。
第 4 問(配点 20 点) 新経営陣が事業領域を明確にした結果、古い営業体質を引きずっていた A 社の社員が、新規事業の拡大に積極的に取り組むようになった。その要因として、どのようなことが考えられるか。100 字以内で答えよ。
第 5 問(配点 20 点)
A 社長は、今回、組織再編を経営コンサルタントの助言を熟考した上で見送るこ
ととした。その最大の理由として、どのようなことが考えられるか。100 字以内で答えよ。

 

今見ても難しい問題ですね。。

少なくとも五問目は簡単。

想定するに、機能別組織のメリットですから、趣旨も少なめです。

 

 

 

 

中小企業診断士 二次試験 事例1

本文に頼らず、設問想定が大事ですね。

理由は、本文で記載事項を変えさせるような意図を感じます。

 

令和元年の問題は以下のとおり。

第 1 問(配点 20 点)
A 社長がトップに就任する以前の A 社は、苦境を打破するために、自社製品のメンテナンスの事業化に取り組んできた。それが結果的にビジネスとして成功しなかっ た最大の理由は何か。100 字以内で答えよ。

 

自分なら回答は以下のとおり。

最大の理由は経営資源シナジーがなかったから。外部資源の獲得ができず、外部環境の変化に対応できないため、自社品の販売が低下し、メンテナンス業務も減少した。

 

解説は以下のとおり。

第1問(配点20点)

事業再建のための新規事業開発において、経営者が考えるべき戦略的課題に関する分析力を問う問題である。

 

回答の理由以下のとおり。

最大の理由にという回答構成に対応。

一問目である戦略に対応。

マイナス要因が外部環境と想定して対応。

 

どうでしょうか。

違和感ないと思いますが、こんな感じで少しずつ記載します。

中小企業診断士 一次試験 回答 二次試験まで106日

https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/010_c_r02_shiken/R02_1ji_shiken_kaitou.html

 

合格ラインから10点低い方

この回答は変わらないですが、足切り救済はあり得ます。

あきらめず、二次試験へ向かいましょう!

 

どう頑張っても厳しい方

どんなに言葉を尽くしても、不合格という現実を受け止める事が難しいと思います。

だって、仕事の合間、家族の団欒の時間、睡眠時間、趣味の時間など全てを割いて、この試験に立ち向かいました。

それでも乗り越えられると信じ、ここで戦ってきて、そして敗れてしまった事をいま知るに至る。

1ヶ月前のあの時の、仕事をして失ったあの時間、当日のチェックや焦りの時間など振り返るたびに、あなたを傷つけて、後悔してしまう。

今の現実を受け止める事はむずかしい。

そう思います。

私もこの経験を3年味わったので、手に取るように、すげー分かります。

そして、数ヶ月後に、また立ち向かう事を決意することもなんとなくわかります。

理屈では語れない硬い結束を感じるのは私だけなのかもしれない。

でも、きっと、あなたとまたこの時を共にすることを信じて、少しだけ先で待ってます!

本当にお疲れ様でした!!!!

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